突き指の治し方|マレット指など種類と見分け方、すぐにやること・病院へ行く目安と治るまでの期間【館林市】

「バスケのパスを受け損ねて、指先を突いた」「ドッジボールで指がはれてきた」。突き指は、部活やクラブチームで特に多いケガのひとつです。

「突き指くらいなら放っておけば治る」と思われがちですが、なかには骨折や腱が切れているケースもあり、対応が遅れると指が曲がったまま戻らなくなることもあります。館林市の本沢整骨院の柔道整復師が、突き指の種類、受傷直後の正しい対応、病院へ行くべきサイン、治るまでの目安を解説します。

この記事でわかること

  • 突き指で起こるケガの種類(マレット指など)
  • 突き指をしたら、すぐにやること・やってはいけないこと
  • 整形外科でレントゲンを撮ったほうがいいサイン
  • 治るまでの期間と、部活・競技に戻る目安
目次

突き指とは

どんなケガ?指先にボールなどが当たり、指の関節に強い力がかかって起こるケガの総称です。捻挫だけでなく、骨折や腱の損傷も含まれます
多い場面バスケットボール、バレーボール、ドッジボール、野球、ハンドボールなど、ボールを手で受ける競技
傷めやすい場所指の第2関節(PIP関節)と、指先に近い第1関節(DIP関節)に多く起こります

突き指が起こりやすい指の関節
突き指が起こりやすいところ

突き指で起こるケガの種類

「突き指」と一言でいっても、指の中で傷めている場所によって、治療や固定の期間が大きく変わります。

いちばん多い指の捻挫(靭帯の損傷)

関節の横にある靭帯を傷めた状態です。関節がはれて、曲げ伸ばしや横から押したときに痛みます。

軽いものは2〜3週間ほどで落ち着くことが多いですが、関節がぐらつく場合は固定が必要です

要注意マレット指(槌指)

指先の第1関節が曲がったまま、自分では伸ばせなくなる状態です。指を伸ばす腱が切れる「腱性」と、腱がついている骨がはがれる「骨性」があります。

正しい位置で、長い期間(6〜8週間ほど)固定し続けることが大切です

要注意第2関節の手のひら側の損傷

指が反り返る方向に力がかかり、第2関節の手のひら側(掌側板)を傷めた状態です。小さな骨片がはがれていることもあります。

放っておくと、関節が太く硬くなり、曲げ伸ばししにくくなることがあります

あとから注意ボタン穴変形

第2関節の甲側の腱を傷めると、数日〜数週間たってから、第2関節が曲がり、第1関節が反った形に変わってくることがあります。

受傷直後は軽く見えても、早めに確認しておきたいケガです

レントゲン骨折・脱臼

指の骨にひびが入ったり、関節が外れたりしている状態です。強いはれや変形、動かせないほどの痛みがあるときは、骨折や脱臼を疑います。

整形外科でのレントゲン検査が必要です

子ども成長期の骨のケガ

小中学生は、骨の端にある成長軟骨(骨端線)が弱いため、大人なら捻挫ですむ力でも、骨のケガになることがあります。

子どもの突き指で、はれや痛みが強いときは特に注意が必要です

正常な指と、腱が切れたマレット指、骨折をともなうマレット指の比較
マレット指には、腱が切れるタイプと、骨折をともなうタイプがあります

突き指をしたら、すぐにやること

  1. プレーをやめるそのまま続けると、傷めた靭帯や腱の損傷が大きくなることがあります
  2. 指輪を外す時間がたつと指がはれて外せなくなるため、指輪はすぐに外しましょう
  3. 冷やす氷のうなどをタオルで包み、15〜20分ほどを目安に冷やします。直接氷を当て続けるのはやめましょう
  4. 動かさないように固定する無理に曲げ伸ばしせず、隣の指と一緒にテープで軽く留めたり、添え木をしたりして安静にします
  5. 手を心臓より高くするはれを抑えるため、手を高めの位置に保ちます
「突き指は引っ張れば治る」は間違いです

指を引っ張ると、傷めた靭帯や腱、骨の損傷を悪化させることがあります。痛くても、自分で引っ張ったり、無理に曲げ伸ばしをしたりしないでください。

整形外科でレントゲンを撮ったほうがいいサイン

次のような場合は、骨折や腱の断裂、脱臼が隠れている可能性があります。早めに整形外科でレントゲン検査を受けてください。

  • 指が変形している、横に曲がっている、ねじれている
  • 指先の第1関節が、自分では伸ばせない(マレット指の疑い)
  • 強くはれている、内出血が広がっている
  • 痛くて指をほとんど動かせない
  • 指先がしびれる、色が悪い
  • 1〜2日たっても、はれや痛みが引かない

当院でも、押したときの痛みの場所、関節の動き、ぐらつきなどを確認し、骨折や腱の断裂が疑われる場合は整形外科をご紹介しています。

突き指、早めの固定が治りを左右します

状態の確認から固定、部活への復帰まで対応します。急なケガなので健康保険が使えます。平日は21時まで(19時以降は完全予約制)。

治るまでの期間と、部活に戻る目安

ケガの種類 治るまでの目安 復帰のめやす
軽い捻挫 2〜3週間ほど 痛みに合わせて、テーピングで保護しながら
靭帯の損傷 3〜6週間ほど 固定期間のあと、関節のぐらつきと痛みを確認してから
マレット指 固定6〜8週間ほど+リハビリ 固定が終わってから、医師・施術者と相談して
骨折・脱臼 4〜8週間ほど(状態による) 医師の判断に従って

※期間はあくまで目安です。傷めた場所や程度、年齢、固定の守り方によって変わります。

固定を自分で外さないことが大切です

特にマレット指は、固定の途中で指先を一度でも曲げてしまうと、治りが遅れることがあります。お風呂や着替えのときも、指先が曲がらないように気をつけましょう。

本沢整骨院の突き指の施術

状態の確認押して痛む場所、腫れ、関節の動きやぐらつきを確かめ、骨折などが疑われる場合は整形外科をご紹介します
固定傷めた場所に合わせて、添え木(副子)やテーピングで固定します。固定の状態を通院のたびに確認し、調整します
リハビリ・復帰固定のあとに関節が硬くならないよう、動きを取り戻すリハビリを行い、競技に戻るためのテーピングもお伝えします

突き指は「急なケガ」なので、健康保険を使って施術を受けられます。部活をがんばるお子さんの突き指から、大人のスポーツや日常生活での突き指まで対応しています。

突き指を防ぐために

  • ボールの受け方を見直す指先ではなく、手のひら全体で包むように受ける練習をしましょう
  • 練習前に指を温める手首や指の曲げ伸ばしなど、ウォームアップで指を動かしておきます
  • 再発しやすい指はテーピングで保護一度傷めた指は、復帰後しばらくテーピングで守ると安心です

よくある質問

Q.突き指は冷やす?温める?

A.ケガをした直後は、はれや痛みを抑えるために冷やします(15〜20分ほどが目安)。何日かたってはれが落ち着いてきたら、温めて血のめぐりを良くしていきます。

Q.突き指は引っ張ったほうが治りますか?

A.いいえ。引っ張ると、傷めた靭帯や腱、骨を悪化させることがあります。引っ張らずに冷やして固定し、早めに状態を確認してもらいましょう。

Q.病院(整形外科)と整骨院、どちらに行けばいいですか?

A.指が変形している、第1関節が伸ばせない、強くはれているなど、骨折や腱の断裂が疑われる場合は、まず整形外科でレントゲン検査を受けてください。軽い突き指や、検査で骨に異常がなかったあとの固定・リハビリは、整骨院でもご相談いただけます。

Q.何日くらいで部活に戻れますか?

A.軽い捻挫なら、テーピングで保護しながら1〜2週間ほどで練習に戻れることもあります。靭帯の損傷やマレット指、骨折の場合は、数週間〜2か月ほどかかることがあります。状態を確認したうえで、復帰の時期をご相談します。

Q.健康保険は使えますか?

A.はい。突き指は急なケガなので、健康保険を使って施術を受けられます。くわしくは施術メニュー・料金をご覧ください。

Q.何日もたってから来院しても大丈夫ですか?

A.ご相談いただけます。ただし、マレット指やボタン穴変形などは、早く固定を始めるほど良いとされています。「指が伸びない」「形が変わってきた」と感じたら、できるだけ早くご来院ください。

突き指、「様子見」の前にご相談ください

小学生からご高齢の方まで対応。駐車場13台、平日は21時まで(19時以降は完全予約制)、土曜は14時まで受付しています。

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監修:院長 本澤博文(柔道整復師)

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