交通事故
こんばんは本沢整骨院代表の本澤です。
本日も2名のぎっくり腰の方が来院されました。
症例を通してぎっくり腰について紹介いたします。
どのようなシチュエーションでぎっくり腰になる?
ぎっくり腰になるタイミングは人それぞれですが、多くのケースで「ふとした瞬間」に発生しています。
もう少し詳しく解説すると、なん十キロもある重いものを持つようなシーンではなく、顔を洗おうとかがんだ瞬間や物を持ち上げようとかがんだ瞬間、ズボンをはこうとしたときなどが多いようです。
なにが発生している?
ぎっくり腰では以下のようなことが発生していると考えられています。
椎間関節の捻挫
背骨の上下の間には骨のつなぎ目(関節)があります。
この背骨の関節(=椎間関節)を捻ってしまい捻挫のように発生してしまうタイプが椎間関節障害タイプのぎっくり腰です。
椎間板の圧迫
椎間板は上下の骨の間にあるクッションのような役割を果たす部分です。
この部分が圧縮されるようなストレスにより刺激されぎっくり腰を発症させることがあると言われています。
筋肉の損傷
背骨を支える脊柱起立筋などの筋肉が肉離れのような状態を起こし、損傷した結果ぎっくり腰となる事があります。
どんな治療が有効?
受傷初期の治療は電気治療などが有効です。
特にハイボルトと呼ばれる電気治療は比較的即効性もあり、当院では愛用しています。
また、マッサージなどは痛みの出ている部分を行うと痛みを強めるリスクが高く、大腿の裏や内側などをほぐすと効果的です。
受傷3日~1週間経った痛みは、ストレッチや運動療法を入れてリハビリを進めて行きます。
自宅ではどう過ごす?
受傷3日間程度は必要なこと以外は安静を心がけましょう。
3日を過ぎたら徐々に日常生活を痛める前に近づけましょう。
過度な安静は治りを遅くすると言われていますので、注意しましょう。
また、湿布なども貼らなくて良いでしょう。
まとめ
ぎっくり腰は再発率が高く、1年以内の再発確率が73%と言われています。
痛みが強い特の治療はもちろんですが、痛みが治まってきても再発予防として柔軟性改善や筋力強化を行っておくことが大切になります。
館林市の本沢整骨院では、ぎっくり腰に対して痛みの早期改善はもちろん、柔軟性や筋力などの機能回復を通して再発予防までフォローしています。