2021年夏に移転しております。お間違え無いようお気をつけ下さい。

肩こり

肩こりと同じような症状をだす病気

肩こりはお悩みランキング(厚生労働省有訴率)で男性2位、女性1位と多くの方を悩ませる疾患ですが、中には肩こりだと思ったいた痛みが別の原因だったなんてこともあります。
ここでは、そんな「肩こりだと思っていたら実は違う疾患だった。」にどんな状態があるのか紹介したいと思います。

肩関節が原因となるもの

①インピンジメント症候群、腱板損傷

肩こりと同じように肩や背中に痛みを出します。
その一方、肩関節の動きにともなう痛みもある事が特徴です。

②石灰性腱板炎

肩の関節に石灰が沈着する事で痛みが発生します。
急激な痛みと肩を動かせないほどの症状が発生します。

③肩関節不安定症

肩の関節に関わる機能不全が原因となり肩こり症状、だるさ、腕を上げたままがキツイ、脱力感などの症状を発生させます。
頑固な肩こりの一因となることが多い。

背中の痛みを出す疾患

①肩甲部の滑液包炎

肩甲骨と前鋸筋の間にある滑液包(潤滑液が入った袋)が刺激され炎症を起こした状態。
肩こり症状の他、肩甲骨を動かすと背中がゴキゴキ鳴ると言った症状を生じることがあります。

②背部弾発性繊維腫

肩甲骨の下に発生する良性腫瘤
90%は片側に発生し女性に多い。
背中の痛みや引っかかり感を生じる。

神経障害から発生するもの

①肩甲上神経

肩甲骨部の鈍痛が発生し、運動で悪化する。(通常の肩こりでは動かすことで軽快する事が多い)

②長胸神経

頚部、肩甲部、肩の不快感や痛みが生じる。
腕を上げた状態での脱力感や肩関節の動きでの痛みを発生する事もある。

③胸郭出口症候群

首肩背中などに肩こりのような症状を発生させる。
その他、腕のしびれ、浮腫みや冷えなどが発生る事がある。


このようにただの肩こりだと思っていても実は、他の病気が隠れていることもあります。
館林市の本沢整骨院では、肩こりの施術の際もこのような疾患が隠れていないか?を常に意識しながら施術をすすめ必要なリハビリも行っているほか、整形外科で精密検査が必要と判断すれば専門機関を紹介しております。

頑固な肩こりで、他でほかで良くならなかった方も一度本沢整骨院へ相談ください。

本澤 博文

本澤 博文

株式会社本沢メディカル代表取締役 本沢整骨院院長 EBMに基づいた情報発信を心がけています。

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