2021年夏に移転しております。お間違え無いようお気をつけ下さい。

腰痛

椎間板ヘルニアと思われる痛み

皆さんこんばんは、本日も実際に当院を訪れた方の症例をもとに様々な疾患と、それに対する施術方法や当院の方針を紹介していきます。

2週間前からの腰痛、悪化の一途

今回の患者さんは30代女性です。
2週間前から腰痛を感じており、症状は悪化の一途ということです。
昨日からお尻に始まり脚にかけてしびれが発生し、歩くこともままならなくなってしまったとの事です。

しびれの判定にはSLRテストが有効

SLRテストとは仰向けになった患者さんの膝を伸ばした状態の脚を上げていくテスト(下図)

通常であれば足が硬い人でも50度程度までは上がります。
ヘルニアなどの坐骨神経症状がある場合は、これが40度以下の場合、通常のストレッチ痛とは明らかに違う痛みやしびれを出します。

SLRテストの感度(ヘルニアの人で陽性となる確率)は高く85%程度と言われています。

今回の事例でもSLRテストは20度陽性となりました。

ただし、このSLRテスト高齢になるにしたがって、ヘルニアでも陽性が出にくくなっていく点には注意が必要です。

年齢で可能性も変わってくる

今回の事例は30代の方でしたが、これが60代となると疑いが強くなる疾患も変化します。
60代以降では、脊柱管狭窄症の割合が急増します。
脊柱管狭窄症では、見分けるポイントが変化してきますが今回の記事ではそこは割愛します。

本沢整骨院の対応

今回の事例では、まず正確な診断を必要とすると考えました。
したがって、物理療法(電気治療)のみ当日は行い翌日に整形外科を受診していただくように説明しました。
整形外科では薬の処方とMRI検査を行うものと推測できます。

本沢整骨院にも対応可能な施術はあります。
自費治療となりますが、整形外科での診断が出たのちヘルニアのリハビリプロセスに則った施術を進めていく予定です。

同じような坐骨神経痛にお悩みの方へ

館林市周辺で同じような坐骨神経痛症状にお悩みの方へ。
本沢整骨院では、なるべく正規のガイドラインに則った判断を心がけています。
確定診断には医師の診察が必要となりますが、可能性の判断とその後の施術の進め方のアドバイスをさせていただいています。

整形外科を受診するか迷っている、気軽にまずは相談してみたい。

こんな方は是非一度ご相談ください。

本澤 博文

本澤 博文

株式会社本沢メディカル代表取締役 本沢整骨院院長 EBMに基づいた情報発信を心がけています。

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