交通事故
「ゴルフや野球のスイング時に腰の回転が大切!」
そんな話は聞いたことありませんか!?
しかし、実は腰は回らない関節なのです!
「え!嘘だろ?」と思った方のために詳しく解説していきたいと思います。
あなたが回しているのは腰ではない!
背骨は上から首の部分の「頸椎」、胸の部分の「胸椎」、腰の部分の「腰椎」、骨盤の部分の「仙椎」からなります。
冒頭にお伝えした通り、ゴルフのスイングで腰はほとんど回っていません。
では、どこが回っているのでしょうか?
背骨の「回旋」の可動できる範囲を下のグラフで示します。
部位 | 可動範囲 |
---|---|
頸椎 | 45度 |
胸椎 | 30度 |
腰椎 | 5度 |
グラフで分かる通り腰は5度しか可動範囲がありません。
この可動範囲を超えて動かそうとすると怪我に繋がります。
試しに肩と骨盤を固定した状態で、腰だけ回して見てください。
ほとんど動かないはずです。
腰ではなく、股関節や胸椎が動いている
感の良いあなたは既にお分かりかもしれませんが、体を捻る動きの主役は腰ではなく、股関節や胸椎が行っています。
あなたが腰を捻っていると思って行っていたことは、股関節や胸椎さらには膝や首の動きだったことになります。
腰痛にならないために股関節や胸椎の可動性が大切
これまでの説明の通り、腰には捻りの機能が備わっておりません。
では、股関節や胸椎が硬い人が体の捻りを行う場合、どのような問題が発生するのでしょう?
人間の身体は各部位が密接に関係し合い、助け合って働いています。
腰に隣接する関節が硬く動きが出ない場合、その分の動きを腰に求められます。
特に体を捻るスポーツや仕事で使いすぎる傾向にある方が、このように股関節・胸椎が硬いと腰に求められる負荷が限界を超え、炎症を生じたり「腰椎分離症」というスポーツ障害を引き起こしたりします。
館林市の本沢整骨院および太田市の太田中央接骨院では、このように患部のみではなく隣接する関節の柔軟性なども評価して施術を組み立てていきます。
患部の治療を受けているが改善しない
ゴルフや野球を行うと痛みがある
可動域の狭さや硬さを感じている
こんなお悩みをお抱えの方は一度ご相談ください。