肩こり

現代社会において、多くの方が悩まされている「肩こり」。当院でも最も多くご相談いただく症状の一つです。適切な理解と対処法で、肩こりは緩和できる症状です。ぜひ最後までお読みください。

肩こりについて

肩こりとは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、血行不良を起こすことで生じる不快な症状です。具体的には以下のような症状が現れます。

• 肩や首周りの重だるさ、痛み
• 筋肉の張りや硬さ
• 頭痛やめまい
• 腕のしびれや疲労感
• 集中力の低下

医学的には「頸肩腕症候群」や「筋筋膜性疼痛症候群」と呼ばれることもあり、単なる疲労ではなく、適切な治療が必要な症状として認識されています。

原因になる事

肩こりの原因は多岐にわたりますが、主なものは以下の通りです。

姿勢の問題

デスクワークやスマートフォンの長時間使用により、前かがみの姿勢が続くことで首や肩の筋肉に負担がかかります。特に「ストレートネック」と呼ばれる状態になると、頭部の重さを支えるために肩の筋肉が常に緊張状態となります。

筋力の低下・バランスの崩れ

運動不足により、姿勢を維持するための筋力が低下すると、特定の筋肉に過度な負担がかかり肩こりを引き起こします。

ストレス

精神的なストレスは筋肉の緊張を引き起こし、自律神経のバランスを崩すことで血行不良を招きます。

眼精疲労

パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることで目が疲れ、その影響で首や肩の筋肉が緊張します。

冷え

エアコンの効いた環境や薄着により体が冷えると、血行が悪くなり筋肉が硬くなります。

睡眠環境

合わない枕や寝具、不適切な寝姿勢により、睡眠中に首や肩に負担がかかることがあります。

普段気を付けるべき事

日常生活で以下の点に注意することで、肩こりの予防・改善が期待できます。

正しい姿勢を心がける

デスクワーク時は、画面と目の距離を50～70cm保ち、画面の上端が目線と同じ高さになるよう調整しましょう。椅子に深く座り、背筋を伸ばして足裏全体を床につけます。

定期的な休憩と軽い運動

1時間に1回は立ち上がり、首や肩を回す、腕を伸ばすなどの軽いストレッチを行いましょう。

適度な運動習慣

ウォーキングや水泳などの全身運動を週2～3回行うことで、筋力バランスを整え血行を促進します。

ストレス管理

十分な睡眠、バランスの取れた食事、リラクゼーション法の実践など、ストレスを適切に管理することが重要です。

環境の整備

室温は適切に保ち、冷房の風が直接当たらないよう注意します。また、自分に合った枕や寝具を選びましょう。

接骨院での対応

館林市の本沢整骨院では、患者様一人ひとりの症状と原因を詳しく分析し、最適な治療プランをご提案いたします。

詳細な問診・検査

症状の程度、発症時期、日常生活での癖などを詳しくお聞きし、姿勢分析や可動域検査、筋肉の緊張状態をチェックします。
このような検査を通して、問題を明確化することで最適案施術が可能となります。

手技療法

熟練した技術による筋膜リリース、トリガーポイント療法、関節調整により、筋肉の緊張を和らげ血行を改善します。

物理療法

電機治療であるハイボルトは深部の筋の緊張緩和が期待できます。
また、ラジオ波は温熱効果で血流を改善し肩こりを緩和します。

運動療法・姿勢指導

肩こりの方に多く見られる猫背姿勢など改善を目的とし、患者様の状態に合わせたストレッチ方法や筋力トレーニング、正しい姿勢の取り方を丁寧に指導いたします。

生活指導

日常生活での注意点、職場環境の改善方法、予防のためのセルフケアについてアドバイスします。

ご自宅でできるセルフケアや注意点

お勧めセルフケア

肩回し体操

手で肩を触り時計回り、反時計回りそれぞれ10周×２セットを目安に行いましょう。

シュラッグ

肩をすぼめるイメージで、肩甲骨を大きく上下に10回×２セットを目安に行いましょう。

胸筋ストレッチ

壁に手をつき身体は反対側を向きます。胸の辺りが伸びていることを感じながら20秒間キープします。

まとめ

肩こりは多くの方が経験する身近な症状ですが、放置すると慢性化し、頭痛や腕のしびれなど他の症状を引き起こす可能性があります。日常生活での予防を心がけつつ、症状が改善しない場合は専門的な治療を受けることが大切です。

当院では、豊富な経験と最新の治療法により、患者様の肩こり改善をサポートいたします。つらい肩こりでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。症状の程度に関わらず、お気軽にお声かけいただければと思います。

皆様の健康で快適な毎日のお手伝いができるよう、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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