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腰痛

ゴルフをすると腰が痛くなる

館林市周辺に在住の皆様こんにちは、本沢整骨院代表の本澤です。
本日いらした患者様の事例をもとに医療トピックを解説していきます。
今日の内容は、「ゴルフをした翌日必ず腰が痛くなってしまう」というお悩みです。

今回の症状

この患者様は約7年前から腰痛を訴えており、痛みは常時あるわけではなく、特にゴルフを行った後の数日間に痛みが顕著になるとのこと。特に、痛みが現れるのは腰の右側であり、これはゴルフスイング中の特定の動きに関連している可能性が高いと推測されます。

今回の症例を読み解くポイント

ゴルフ後に痛みが発生することから、ゴルフスイングが腰痛の原因となっている可能性が考えられます。ゴルフスイングは腰部の回転を伴うスポーツで、この動きが腰痛に影響を与えると思われます。しかし、ここで一つの誤解があります。実は、腰の回旋角度はたった5度程度しかなく、ゴルフスイングでの「腰の回転」という表現は、実際には胸椎や股関節の動きを指しています。

したがって、腰の痛みに焦点を当てることも重要ですが、それ以上に胸椎や股関節の正しい動きが重要となります。これらの部位が適切に動かない場合、腰に過剰なストレスがかかり、痛みを引き起こす可能性があります。


今回のケースでは

今回の患者様の診断では、胸椎と股関節の可動性を評価しました。その結果、胸椎の回旋が硬く、特に右の股関節に硬さが見られました。これらの硬さが腰に過剰な負担をかけ、痛みを引き起こしていると考えられます。

どのような治療を行う?

以上の診断結果を踏まえ、本沢整骨院では、腰の痛みを緩和するために胸椎や股関節のストレッチを重視した治療を行いました。このアプローチは、単に痛みを和らげるだけでなく、原因となっている胸椎や股関節の硬さに対処することで、長期的な改善を目指します。

以上が、ゴルフをすると腰が痛くなるという症状に対する当院のアプローチです。ゴルフを楽しむ皆様が、より快適にスポーツを楽しめるようサポートしていきます。

本澤 博文

本澤 博文

株式会社本沢メディカル代表取締役 本沢整骨院院長 EBMに基づいた情報発信を心がけています。

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