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疾患説明

変形性股関節症

変形性股関節症とは

股関節を形成する寛骨臼と大腿骨頭が変形することで、股関節部に痛みや可動域制限をおこす疾患です。

発生の要因

変形性股関節症には一次性と二次性があります。
一次性とは・・・原因がないもの。
二次性とは・・・主に股関節の形に異常のある人に発症します。(臼蓋形成不全など)
※寛骨臼が大腿骨頭を覆う面積が狭いと、荷重が集中するため股関節に負担がかかってしまい、痛みがでてしまいます。
逆に寛骨臼が大腿骨頭を覆う面積が広すぎると、寛骨臼の縁がぶつかって傷ついて痛みがでてしまいます。

どんな人に多いか

40~50代の女性に多く、男性の5倍以上と言うデータもあります。
日本では、生まれつき寛骨臼に異常のある二次性が9割以上を占めています。

症状

起き上がった時や、立った時、歩き始め時に股関節部に痛みが出るのが特徴です。
進行すると、安静時痛、夜寝ている時に痛みが続いたり、長時間歩くのが辛くなったり、階段の昇り降りが辛くなったり、日常生活に支障が出てしまいます。

検査法

変形性股関節症はレントゲンで診断することができます。
レントゲンにて寛骨臼と大腿骨頭の隙間の距離を確認します。
さらに詳しい情報を得るためにCTやMRIを行う事もあります。

整骨院ではレントゲンなどの撮影ができないため、股関節に異常がないか整骨院でできる検査方法を紹介していきます。

1.スカルパ三角部の圧痛の有無を確認します。

2.股関節を動かした時の疼痛の有無を確認します。

①股関節を屈曲+内転+内旋位

②股関節を屈曲+外転+外旋位

変形性股関節症は、この動作で疼痛が誘発されやすいので、この2種類の動作で疼痛の有無を調べます。

治療法

股関節にかかる負担を軽減させるために、腰、臀部、大腿部の筋力強化やストレッチ、マッサージを行っていきます。もし保存療法で変化がみられなければ、手術を検討します。

セルフケア

可動域訓練とストレッチ

・腰を捻るストレッチ(内旋・外旋の可動域を広げる)
①仰向けになって、少し手を広げて両膝を立てます。
②両膝を揃えたまま上半身が動かないように左右にゆっくり倒します。
③10回×2セットやっていきましょう。

・股関節を開くストレッチ(外転・外旋の可動域を広げる)
①仰向けになって、少し手を広げて両膝を立てます。
②両方の踵を揃えて、膝だけを左右にゆっくり開いてから、ゆっくり戻します。
③10回×2セットやっていきましょう。

筋力強化

・股関節周りと腹筋を鍛えるトレーニング
①仰向けになって、両膝を立て、足を肩幅に開き、両手を少し開きます。
②ゆっくりお尻を持ち上げ、そのままゆっくり足踏みをしていきましょう。
※この時、足を高く上げる必要はないが、お尻が下がらないように注意しましょう
③10回×2セットやっていきましょう。

運動やストレッチを行うときに気を付けてほしい事は、無理をしないということです。無理をするとかえって悪化する可能性があります。
各運動の回数やセット数は、あくまで目安なので、回数にこだわらず、気持ちよく感じる程度に行ってください
痛みの強い日や、体調の悪い日は運動は避けましょう。

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