事故直後は無症状でも要注意!
「事故直後は痛みもなく大丈夫と思っていたのに、数日後に首や腰が痛くなってきた…」
交通事故に遭われた方からよく聞かれる言葉です。事故によるケガは、その場では症状が出にくく、時間差で痛みが出ることが多くあります。
今回は、交通事故で特に多いケガTOP5と、それぞれの症状・注意点・整骨院での対応について解説します。
交通事故で多いケガランキングTOP5
第1位 むち打ち(頸椎捻挫)

むち打ちを代表とした頚部の怪我は交通事故で怪我をされる方の60%程度にみられ最も多い部位です。
原因は、追突事故などで首が前後に大きく振られることで発症し、事故後2~3日後に痛みが発症する事も多く見られます。
原因は、追突事故などで首が前後に大きく振られることで発症し、事故後2~3日後に痛みが発症する事も多く見られます。
症状
- 首から背中にかけての痛みや違和感、肩こりのような症状
- 頭痛やめまい、吐き気などの自律神経症状
- 腕のしびれ
第2位 腰椎捻挫

むち打ちの次に多いのは、腰椎捻挫です。
むち打ちと同じようなシチュエーションで発生し、急激に身体が前後にゆすられる事で筋肉や関節を痛めた結果痛みが生じます。
むち打ちと同じようなシチュエーションで発生し、急激に身体が前後にゆすられる事で筋肉や関節を痛めた結果痛みが生じます。
症状
- 腰を動かした際の痛み(時に安静時にも)
- 坐骨神経痛のような脚にかけての痛みやしびれ
第3位 背中・肩・胸の打撲

シートベルトが食い込むことで肩や胸を痛めることがあります。
時には鎖骨や肋骨を骨折してしまう事もあります。
また、ハンドルからの突き上げ作用により肩に痛みを出すこともあります。
時には鎖骨や肋骨を骨折してしまう事もあります。
また、ハンドルからの突き上げ作用により肩に痛みを出すこともあります。
症状
- 押すと痛む
- 肩を動かすと痛む
- 咳や呼吸が響くなど
第4位 膝・足首の捻挫や打撲

ダッシュボードで膝を打撲したり、ブレーキペダルを踏む足に過剰な負荷がかかることで捻挫や打撲を負うケースがあります。