代表インタビュー
地域の皆様と共に歩み続ける15年 – 本澤博文代表に聞く
プロフィール

本澤 博文(ほんざわ ひろふみ)
本沢整骨院 院長・株式会社本沢メディカル代表取締役
資格
柔道整復師、テーピングトレーナー、エマージェンシーケア、ダイエット検定
経歴
群馬県立館林高校卒業後、東京都内の整形外科リハビリ室に勤務。その後、東京都内でグループ院分院長を経験し、地元館林市で本沢整骨院を開業。株式会社本沢メディカルを設立し、太田市に分院おおた中央接骨院を開業。
開業への想い、そして15年の歩み
――館林市で開業されて15年以上が経ちました。開業当初の想いを教えてください。
東京での勤務経験を積む中で、いつか地元に恩返しをしたいという想いが強くなりました。館林市は私が生まれ育った大切な場所です。この地域の皆様の健康をサポートし、痛みで困っている方々のお役に立ちたいという純粋な気持ちで開業を決意しました。
――令和4年には大幅な拡大移転を果たされましたね。
おかげさまで、開業以来多くの患者様に支えられ、気付けば15年以上の歳月が経ちました。令和4年の拡大移転により、地域でも最大規模の接骨院となり、現在は施術スタッフ5名を抱える大所帯となりました。これも患者様の信頼があってこそだと感謝しております。
患者様への想い
――治療に対する基本的な考え方をお聞かせください。
患者様の痛みは、本人にしか分からないものです。私たちはその痛みを少しでも理解し、緩和できるよう最善の判断を行えるように日々の業務に励んでおります。
特に大切にしているのは、患者様の真のメリットを考えることです。私たちで対応できる範囲を超えた症状や、より専門的な検査や治療が必要だと判断した場合は、時には施術をしないという選択をし、適切な専門機関にご紹介することもあります。これも患者様への責任だと考えています。
――痛みの原因について、患者様への説明で心がけていることはありますか。
「骨盤が歪んでいるから」「筋肉が硬いから」といった単純な説明をよく耳にしますが、実際の痛みの原因はそれほど単純ではなく、非常に複雑なことが多いのです。ただ、それは患者様にとっては時に分かりにくいことで、単純な理論の説明の方が患者様の共感を誘いやすいという現実もあります。
それでも、私たちは本質を理解し、できる限り分かりやすく正確に説明できるように努めたいと思っています。患者様に真に納得していただける治療を提供するためには、この姿勢が欠かせないと考えています。
――スポーツをされる方への取り組みについて教えてください。
スポーツを行う子供たちは、常に怪我や障害と隣り合わせです。私たちは、そのような怪我を予防し、さらに万が一怪我をしてしまった場合も早期に競技復帰できるようにサポートさせていただいております。テーピングトレーナーやエマージェンシーケアの資格も活かし、総合的なケアを提供しています。
チーム医療への取り組み
――現在9名のスタッフとのチームサポートについて。
全スタッフの言動の責任は私にあると意識しています。私自身の向上はもとより、スタッフ一人一人が皆様のお悩みに答えられるプロフェッショナルな集団となっていけるよう励んでまいります。
正直に申し上げると、スタッフが増えるにつれて、スタッフ間のレベル差が生じるという課題があります。この点については、院としての勉強会や教育制度を充実させることで埋める努力をしています。定期的な技術研修や症例検討会を通じて、全スタッフが同じレベルの質の高いサービスを提供できるよう取り組んでいます。
当院では、慢性的な痛みに対する整体施術を専門とする樫部スタッフ、産後ケアやダイエット指導を得意とする女性スタッフも在籍し、それぞれの専門性を活かした多角的なアプローチで患者様をサポートしています。
地域への貢献と今後の展望
――太田市への分院開業について。
本院での経験とノウハウを活かし、より多くの地域の皆様にサービスを提供したいという想いから、太田市におおた中央接骨院を開業いたしました。株式会社本沢メディカルとして、群馬県内での医療サービスの充実に貢献していきたいと考えています。
――今後の目標や展望をお聞かせください。
技術の向上は当然のことながら、患者様との信頼関係をさらに深め、地域の皆様にとってなくてはならない存在になりたいと思います。また、スタッフ一人一人がプロフェッショナルとして成長し、患者様により良いサービスを提供できる体制を整えていきたいと考えています。
最後に
――地域の皆様へメッセージをお願いします。
本沢整骨院は、患者様一人一人と真摯に向き合い、最適な治療を提供することをお約束いたします。お身体の痛みや不調でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。私たちスタッフ一同、皆様の健康と笑顔のために全力でサポートさせていただきます。
取材日:2024年12月
本沢整骨院(館林市)・おおた中央接骨院(太田市)