自律神経と痛みの深い関係
「なかなか取れない痛み」「原因がはっきりしない体調不良」——それらはもしかすると 自律神経の乱れ が関係しているかもしれません。
自律神経は私たちの体の働きを24時間休まずコントロールしており、痛みの感覚や体の回復力とも密接に関わっています。
自律神経とは?
自律神経は以下の2つの神経で構成されています:
- 交感神経:緊張・活動モード(運動、ストレス時など)
- 副交感神経:リラックス・回復モード(休息、睡眠中など)
この2つがバランスよく働くことで、体調や内臓の機能、免疫の維持が可能になります。
交感神経が過剰に働くと…
- 筋肉が緊張し、血流が悪くなる
- 神経が敏感になり、痛みを感じやすくなる
- 睡眠の質が低下し、疲れが取れにくくなる
慢性腰痛、肩こり、頭痛、関節痛なども、交感神経の過緊張が一因となることがあります。
副交感神経が弱まると…
- 休んでも疲れが取れない
- 内臓の働きが弱まり、消化不良などの症状が出る
- 体の「回復力」が低下し、痛みが慢性化する
痛みと自律神経の関係を図で解説
自律神経と痛みの関係は以下の図で表わすことが可能です。
ストレス → 自律神経の乱れ → 血流悪化 → 筋緊張・神経過敏 → 痛み増加という悪循環に陥るケースが少なくありません。
また、痛みは新たなストレスのもとにもなりますので、さらに自律神経に悪影響を与えストレスから自律神経と痛みの悪循環図が完成してしまいます。
本沢整骨院のアプローチ
本沢整骨院では、痛みの背景にある自律神経の乱れにも着目し、以下のようなアプローチを行っています:
- 姿勢・呼吸・生活リズムの指導
→特に呼吸を含めたエクササイズを行う事で姿勢が改善します。 - 深層筋・関節の調整による自律神経の安定化
- 物理療法(温熱・電気)による血流改善
- ストレス緩和に向けたセルフケアアドバイス
まとめ
痛みの改善には、筋肉や関節だけでなく、「神経と心身のバランス」にアプローチすることが非常に大切です。
「原因がはっきりしない不調」「慢性的な痛み」でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
自律神経を整えることが、根本改善への第一歩です。