腱鞘炎は、手や指を使いすぎることによって腱と腱鞘(腱を包む鞘)に炎症が起こる疾患です。日常生活や仕事で手を酷使する方に多く見られます。本ページでは、腱鞘炎の原因、代表的な種類とその症状、そして本沢整骨院での対応について詳しくご紹介します。
腱鞘炎の原因と対策
腱鞘炎の原因には以下の3つがあげられます。
- 手や指の使いすぎ
- 加齢
- ホルモンバランスの変化
加齢や使いすぎが原因となることは想像の範囲かと思いますが、ホルモンバランスが腱鞘炎の原因という事はなかなか想像が出来ないと思います。しかし、原因の中でも大きなウエイトを占めますので詳細を紹介します。
ホルモンバランスがなぜ腱鞘炎を引き起こす?
妊娠中や出産後の場合
妊娠中や出産後は腱鞘炎が最も発生しやすいタイミングと言えます。
その原因はホルモンバランスによるものです。
具体的には、この時期(特に産後)は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が極端に少なくなります。
このエストロゲンには、関節に存在する滑膜などの組織の柔軟性や滑走性を正常に保つ機能があると言われています。
産後に、エストロゲン量が減ることで組織の摩擦が増え腱鞘炎を発症してしまうわけです。
自宅でできる腱鞘炎対策
腱鞘炎を発症してしまったら、自宅でできる次のような対策を取りましょう。
痛みが強い場合や日常生活に支障が生じている場合は整形外科や接骨院に早めに相談する事も大切です。
- 適度な休息:長時間の作業を避けこまめに休息を取りましょう。
- ストレッチ:手首を反らすなどのストレッチをこまめに行いましょう。
- 作業環境の見直し:仕事や家事で使いすぎる傾向がある方は、位置関係を見直してみましょう。
- アイシングと温熱:使い過ぎた直後はアイシングをし、慢性的な痛みは温めましょう。
代表的な腱鞘炎とその症状
ドケルバン病

親指を動かすと痛みが生じるほか、手首を小指側に倒す動きでも痛みが見られます。
産後に特に多く発生する腱鞘炎でもあります。
ばね指

痛みも見られますが、特徴は弾発指という別名のごとく指の引っ掛かり症状です。
糖尿やリウマチの基礎疾患があると発症しやすいとも言われています。
その他、手首の小指側に生じる尺側手根屈筋の腱鞘炎、手掌部で神経が圧迫される手根管症候群などが発生頻度の高い腱鞘炎と言えます。
本沢整骨院で腱鞘炎を早期解決
本沢整骨院では、腱鞘炎の早期回復を目指し以下のような施術を行っております。
物理療法
ハイボルテージでは、痛みの軽減や炎症の軽減が見込めます。
超音波やラジオ波は温熱効果により、腱鞘の柔軟性が高まり患部での摩擦発生を軽減できる可能性があります。
手技療法
マッサージやストレッチを行い、患部の結構改善、柔軟性改善を図ることで症状の緩和が期待できます。
固定やテーピング
サポーターやテーピングでは、患部の負担となる動きを制限して、安静を保つことで炎症の早期回復が見込まれます。
当院では、サポーター、固定具作成、テーピングなど多様な選択肢から患者様の生活習慣や症状を加味してベストな方法を提案します。
生活のアドバイス
生活の中での注意点のアドバイスや、ご自宅で出来るストレッチを指導させて頂きます。
ご自宅でできるストレッチは、リハサクというストレッチ動画共有ソフトを利用し最適な方法を動画で分かりやすく共有する事が可能です。
館林市の本沢整骨院では、腱鞘炎を早期に回復させるためのリハビリを行っておりますのでご相談ください。
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