ぎっくり腰になったら|直後の過ごし方・病院に行く目安・治るまでの期間【館林市】

「重い物を持った瞬間に腰に激痛が走った」「朝起き上がろうとしたら動けなくなった」。いわゆるぎっくり腰(急性腰痛症)は、誰にでも突然起こります。

痛みはとても強いものの、多くは数日から2週間ほどで落ち着いていきます。ただし、最初の過ごし方によって回復の早さが変わることや、まれに病院での検査が必要な病気が隠れていることもあります。

この記事では、館林市の本沢整骨院の柔道整復師が、ぎっくり腰になった直後にやること・避けたいこと、整形外科と整骨院のどちらに行けばよいか、治るまでの期間の目安、再発を防ぐポイントを解説します。

ぎっくり腰になった直後の過ごし方

1. まずは楽な姿勢をとる

痛みが一番やわらぐ姿勢で休みましょう。横向きに寝て膝を軽く曲げる、あお向けで膝の下にクッションや丸めた毛布を入れる、といった姿勢が楽な方が多いです。

横向きで膝を曲げた姿勢と、あお向けで膝の下にクッションを入れた姿勢
痛みがやわらぐ楽な姿勢の例

2. 寝たきりにならず、動ける範囲で動く

痛みが強い最初の1〜2日は、無理をする必要はありません。ただ、何日も寝たままでいるより、痛みの範囲で普段の生活をできるだけ続けたほうが回復が早いことがわかっています。トイレや食事など、できることから少しずつ動いていきましょう。

3. 痛いところを強く押したり、伸ばしたりしない

痛む場所を強くもんだり、無理にストレッチしたりすると、かえって痛みが強くなることがあります。痛みが落ち着くまでは、強い刺激は控えてください。

起き上がるときのコツ あお向けからいきなり起き上がらず、①膝を曲げて横向きになる → ②脚をベッドから下ろす → ③手でベッドを押しながら上半身を起こす、の順に動くと腰への負担を減らせます。
腰に負担をかけにくい起き上がり方の3つの手順
腰に負担をかけにくい起き上がり方
「温めるべきか、冷やすべきか」について よくいただくご質問です。実は、どちらが正しいと一概には言えません。急な腰痛では、温めることで痛みがやわらぐという報告がある一方、冷やすことについては十分な研究の裏づけがないのが現状です。痛めている組織や発症からの経過によっても適した方法は変わります。ご来院いただければ状態を確認したうえでお伝えしますので、それまではご自身が楽だと感じるほうを選んでいただいて構いません。

すぐに病院を受診してほしい症状

ぎっくり腰の多くは心配のいらないものですが、次のような症状があるときは、整骨院より先に整形外科(夜間・休日は救急外来)を受診してください。

  • 脚にしびれや力の入りにくさがあるつま先立ち・かかと立ちができない、脚がもつれるなど
  • 尿や便が出にくい、もらしてしまうお尻のまわりの感覚が鈍いときも要注意です
  • 熱がある、全身がだるい
  • 転倒や事故など、強い衝撃のあとに痛くなった
  • 横になって安静にしていても強く痛む、夜も眠れないほど痛む
  • 日に日に痛みが強くなっている
  • がんの治療を受けたことがある、原因のわからない体重減少がある

当院でも初回に神経の症状などを確認し、病院での検査が必要と考えられる場合は、整形外科の受診をおすすめしています。

ぎっくり腰では、腰に何が起きているのか

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」といいます。重い物を持った瞬間、くしゃみをした拍子、朝起き上がろうとしたときなど、きっかけは日常の何気ない動作であることがほとんどです。

よくある誤解「骨がずれた」「背骨が外れた」と言われることがありますが、骨がずれて起こるわけではありません。
実際には腰の筋肉や筋膜、背骨の関節(椎間関節)、椎間板、靭帯などに急に負担がかかり、痛みが出ていると考えられています。
腰椎と筋肉・椎間関節・椎間板・靭帯の位置関係
ぎっくり腰で痛みが出やすい腰の組織

「たまたまその動作で痛めた」ように感じますが、実際には、長時間の座り仕事や中腰の作業、疲れ、運動不足などで腰に負担がたまっていたところに、最後のひと押しが加わったというケースが多くみられます。

成長期の子どもの腰痛は「ぎっくり腰」と決めつけないで 部活やスポーツをしている小学生・中学生の腰痛は、腰の骨の疲労骨折(腰椎分離症)のことがあります。反らすと痛い、2週間以上続くといった場合は、早めにご相談ください。くわしくは腰椎分離症の記事で解説しています。

整形外科と整骨院、どちらに行けばいい?

どちらにもそれぞれの役割があります。上の「すぐに病院を受診してほしい症状」がある場合は、まず整形外科へ。そうでなければ、どちらから受診しても大丈夫です。両方を併用することもできます。

主にできること
整形外科医師による診断、レントゲン・MRIなどの画像検査、痛み止めの薬や注射の処方
整骨院痛む動作や体の動きのチェック、手技・電気による施術、テーピングなどで負担を減らす処置、再発を防ぐための運動のアドバイス

※整骨院では、画像検査や薬の処方はできません。当院は、整形外科での検査や治療と並行して通っていただくことも可能です。

治るまでの期間の目安

回復の早さには個人差がありますが、一般的には次のような経過をたどることが多いです。

  1. 発症〜2日痛みが最も強い時期。楽な姿勢で過ごし、できる範囲で動く
  2. 3日〜1週間少しずつ動けるようになり、多くの方が日常生活に戻り始める
  3. 1〜2週間痛みがだいぶ落ち着く。仕事や家事も普段どおりに近づく
  4. 2〜4週間痛めた組織の回復が続く時期。急な重労働や激しい運動は控えめに
2週間たってもよくならないときは ぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアなどほかの原因が隠れていることもあります。痛みが続く、脚にしびれが出てきたといった場合は、もう一度状態を確認しましょう。

また、ぎっくり腰はくり返しやすいことも知られています。痛みが消えたあとも、体幹(おなか・背中まわり)の筋力や、股関節・背中の柔軟性、普段の姿勢や動き方のくせを見直しておくことが、再発予防につながります。

本沢整骨院のぎっくり腰への対応

1. 問診と動きのチェック

いつ・どんな動作で痛めたか、どの動きで痛むかをうかがい、脚のしびれや力の入り方など神経の症状がないかも確認します。病院での検査が必要と考えられる場合は、整形外科の受診をおすすめします。

2. 痛みをやわらげる施術

痛みが強い時期は、負担のかからない姿勢で手技や電気施術を行い、必要に応じてテーピングなどで腰への負担を減らします。強くもむような施術は行いません。

本沢整骨院で腰の施術を受けている様子
本沢整骨院での施術の様子

3. 動ける体に戻すリハビリ

痛みが落ち着いてきたら、腰まわりや股関節の動きを取り戻す運動を少しずつ取り入れ、仕事や家事、スポーツに戻れるようサポートします。

4. 再発を防ぐためのアドバイス

体幹の筋力、股関節や背中の柔軟性、座り方・物の持ち上げ方などの動作のくせを確認し、ご自宅でできるケアをお伝えします。

健康保険について 原因がはっきりしている急な腰の痛み(腰の捻挫など)は、健康保険が使える場合があります。慢性的な腰痛や疲れ、予防を目的とした施術は自費となります。保険が使えるかどうかは、初回に状態を確認してご説明します。料金は施術メニュー・料金をご覧ください。

平日は21時まで(19時以降は完全予約制)、土曜は14時まで受付しています。お仕事帰りにもお越しいただけます。

よくある質問

Q.歩くのもつらいのですが、行っても大丈夫ですか?

A.ご自身やご家族の付き添いで来院できる程度であれば、お越しください。駐車場は13台分あります。来院が難しいほど痛い場合や、上の「すぐに病院を受診してほしい症状」がある場合は、まずお電話でご相談ください。

Q.ぎっくり腰に健康保険は使えますか?

A.原因がはっきりしている急な痛みは、健康保険が使える場合があります。慢性的な腰痛や予防目的の施術は自費になります。初回に状態を確認してご説明します。

Q.お風呂に入ってもいいですか?

A.温まると楽に感じるようであれば、入浴してかまいません。長湯は避け、浴槽の出入りや床で滑らないよう、ゆっくり動いてください。温めて痛みが強くなる場合は、シャワーで済ませましょう。

Q.コルセットは使ったほうがいいですか?

A.痛みが強い時期に、着けると動きやすくなるのであれば短期間使うのは一つの方法です。ただ、長く着け続けると腰まわりの筋肉が使われにくくなるため、痛みが落ち着いてきたら少しずつ外していきましょう。

Q.どのくらい通えばよいですか?

A.痛みの強さや経過によって異なります。初回に状態を確認したうえで、通院の目安をご説明します。

まとめ

  • ぎっくり腰(急性腰痛症)は、骨がずれるのではなく、腰の筋肉や関節などに急な負担がかかって起こります
  • 直後は楽な姿勢で休み、寝たきりにならず動ける範囲で動くことが回復の近道です
  • 脚のしびれ・力が入らない、尿や便の異常、発熱などがあるときは整形外科を優先してください
  • 多くは数日〜2週間ほどで落ち着きます。くり返さないための体づくりも大切です
ぎっくり腰でお困りの方は、ご相談ください

痛みの出方と体の状態を確認し、今の時期に合った施術と過ごし方をお伝えします。平日は21時まで(19時以降は完全予約制)。

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監修:院長 本澤博文(柔道整復師)

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