はじめに

寝違えとは?
寝違えは正式には「急性頸部痛」や「頸部捻挫」と呼ばれ、睡眠中や起床時に首の筋肉や靭帯が持続的に伸ばされたり、圧迫されたりすることで起こる痛みです。多くの場合、首を特定の方向に動かすと激しい痛みを感じ、首の動きが制限されます。
主な症状
- 首を動かすと痛む
- 首の動きが制限される
- 筋肉がこわばる
- 頭痛がする
- 首から腕にかけて痛みやしびれを伴う
多くの場合①~③の症状が発生し、時に頭痛やしびれを伴います。
また、頭痛やしびれは寝違え以外の原因の可能性もありますので注意が必要です。
なぜ、寝違えを繰り返す?
睡眠環境の問題
枕の高さや硬さが合わない。枕が高すぎたり低すぎたりすると、首の自然なカーブが保てず、筋肉に負担がかかります。また、枕が柔らかすぎると頭が沈み込み、硬すぎると首に圧迫感が生じます。
最適な枕の高さ
- 仰向け寝:2-4cm程度(首の下に手のひら1枚分程度の隙間)
- 横向き寝:6-10cm程度(肩幅の半分程度の高さ)
- 体格による調整:身長が高い方や肩幅が広い方は、やや高めの枕が適している場合があります
マットレスの問題
マットレスが柔らかすぎると身体が沈み込み、硬すぎると圧迫点ができて血流が悪くなります。どちらも首への負担につながります。
寝室の温度管理
寝室が寒すぎると筋肉が緊張し、暑すぎると寝返りが増えて首に負担をかける可能性があります。
生活習慣の問題
日中の生活習慣は寝違えリスクを高める要因となります。では、どのような生活習慣が寝違えのリスクとなるのでしょうか?
長時間のデスクワーク
館林市でも多くの方がオフィスワークに従事されていますが、長時間同じ姿勢でパソコン作業を続けると、首や肩の筋肉が緊張状態になります。
こまめに立ち上がりストレッチを行うなどの対策を行うことが望ましいです。
スマートフォンの使いすぎ
下を向いてスマートフォンを操作する時間が長いと、首の前側の筋肉が短縮し、後ろ側の筋肉が伸ばされた状態が続きます。
ストレス
精神的なストレスは筋肉の緊張を引き起こし、睡眠の質も低下させるため、寝違えのリスクを高めます。
こんな症状は寝違えではないかも?
寝違えのような症状を発生させる、「寝違え以外の疾患」にも注意が必要です。
急に首が動かなくなった、痛くなったから寝違えと捉えるのは早合点です。
高齢者の突然の首の痛み
高齢者で突然の首の痛みに、発熱も伴う場合は「クラウンデンス症候群」が考えられます。
この疾患は、首の骨にカルシウムが沈着し急激な炎症反応を引き起こし痛みを生じます。
整体などの施術は避け、安静とお薬による治療が推奨されます。
小児が突然首を動かせなくなった
小児が突然首を傾け動かさなくなった場合は、「小児斜頸」や「環軸関節回旋位固定」が疑われます。
どちらも強い刺激や無理な施術はNGとなります。
腕のしびれを伴う
首の突然の痛みの他に腕のしびれを伴う場合は、頸椎ヘルニアの可能性もあります。
頸椎ヘルニアでは頚部の背部の痛みに始まり腕に痛みやしびれを発生する事が多い疾患です。
整形外科や当院など専門機関に相談することをお勧めします。
本沢整骨院の寝違え対応
館林市の本沢整骨院では、このような寝違えの症状に対して以下のような対応を行い早期解決を図っています。
1.カウンセリングと判断

また、寝違えの場合でも筋肉が原因となっている場合や関節が原因となっている場合など様々です。
正確な状態の判断こそが、寝違えを安全かつ早期に解決する方法です。
2.施術

3.アフターフォロー

また、寝違えを切り返している方には根本原因となる生活習慣や姿勢などを探し根本から改善するためのお手伝いをさせて頂きます。
まとめ
寝違えには、似た症状を引き起こす別病態もあるため、まず「本当に寝違えなのか」判断する必要があります。
寝違えであると判断できた場合は、痛みを最短で引かせるための施術を行います。
また、寝違えを繰り返す場合は生活習慣の問題や姿勢の問題を把握して、姿勢の問題などに関しては当院の猫背矯正などのメニューで改善が図れます。
放置せずに「館林市の本沢整骨院」にご相談ください。
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