肘内障

１歳から３歳くらいの幼児が腕を痛がり急に動かさなくなってしまった。
こんな症状は肘内障かもしれません。

肘内障とは？

どんな症状を訴える？

肘内障では、

・腕をダラッとして使おうとしない
・万歳ができない
・手首周囲を痛がる
といった症状を訴えることが特徴的です。

肘内障の判断

肘内障と判断するには、痛めた原因が明確である必要があります。
鉄棒などにぶら下がった後や親が腕を引いた後から上記のような症状が発生していれば、ほぼ肘内障であると言えるでしょう。

ただし、親が目を離している間に発症した。
転んでから発症した。

こんな場合は、手首や肘、鎖骨の骨折などが疑われるため整形外科を受診するべきです。

肘内障が発症したら

肘内障の整復動作とは？

肘内障のよくある質問

健康保険は適応となりますか？

健康保険適応で（医療福祉適応で窓口０円）処置ができます。

飛込でも見てもらえますか？

当院は予約制ですが、肘内障のような緊急の患者様は飛込でも優先的に対応しております。

通院は必要となりますか？

肘内障は一度整復動作を行えば痛みもなくなります。
したがって、特別通院の必要性はありませんが、骨が未発達なうちは再発もありますので、注意してお過ごしください。

病院で検査を受ける必要はありますか？

痛めた原因が転倒による場合や、不明の場合は整形外科の受診をお勧めしております。
明らかな肘内障の場合は特に受診の必要性はありません。