症例紹介

足首の捻挫

症例をもとに本沢整骨院の患者様の見方や治療の進め方を紹介しております。
本日の症例は足首の捻挫の方がいらしたので紹介します。

症例

・本日AM段差で足首をくじいてしまった。
・年齢20代、女性

症状

・歩行時の痛み
・足首の外側(外くるぶしの辺り)が腫れている。
・足首を内側に捻ると痛む。

本症例をみるにあたって必要となる知識

骨折をしているかの判断

足首の外傷はまず骨折がないか判断する必要があります。
骨折の可能性がある場合、当院では簡易的な固定を施し整形外科へ紹介状を書いております。
では、どのように骨折を判断するかというとオタワアンクルルールを参考としています。

オタワアンクルルールに従えば、高確率で捻挫による骨折の合併を見抜くことができると言われており有効とされています。

ここでは、簡単にオタワアンクルルールを説明します。

  • 外くるぶし周囲の骨に圧痛があるか
  • うちくるぶし付近の骨に圧痛があるか
  • 舟状骨に圧痛があるか
  • 第5中足骨に圧痛があるか
  • 受傷直後に4歩歩けたか

この項目にチェックがつく場合は、骨折を疑う必要があります。

足の靭帯

骨折との鑑別がすんだら、次はどの靭帯を痛めているか?
その重症度は?を判定します。

足首周囲には実に多くの靭帯が存在しており、痛めた靭帯により固定方法などが若干異なります。

本沢整骨院の見立て

今回の症例は、二分靭帯部に圧痛がみられ、オタワアンクルルールに従った骨折の可能性はなかった。
したがって、二分靭帯の捻挫と判断した。

当院の処置

炎症を抑えるマイクロカレント電流を流したのち、包帯にて圧迫固定をした。
最近はアイシングに関して否定的な意見も多く、当院でも行わないことが増えてきている。

今後の進め方

早期の除痛と機能回復のためには、早期リハビリが重要となる。
今後、足部の腫れ改善や腱の滑走性を高めるためタオルギャザー(図)徒手抵抗下での足首の筋力強化運動を経て体重をかけたリハビリを開始する予定です。

まとめ

当院では、捻挫に対してグローバルスタンダードに則った判断を行い、骨折の可能性がある場合は適切な処置を行ったのち整形外科に紹介している。
骨折があった場合でも医師の許可のもと当院でリハビリを行うこともできます。

また、骨折がないと判断したものに関しては早期のリハビリを行い最短での日常生活やスポーツへの復帰をサポートしています。
館林市地区では、他にリハビリ(運動療法)を行ってくれる整形外科や接骨院が少ないように感じますが、大切なことと当院では考えております。
捻挫をしてしまった際はぜひご相談下さい。

本澤 博文

本澤 博文

株式会社本沢メディカル代表取締役 本沢整骨院院長 EBMに基づいた情報発信を心がけています。

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